iDecoの節税効果と高値掴みのデメリット比較

iDecoは節税効果が大きいのでお得という言葉を見かけますが、
下記の記事のような高値掴みのデメリットもあるようです。

確定拠出年金(iDeCo)の最大の問題点を見つけてしまいました
http://blog.livedoor.jp/tradehospital/archives/54215179.html

記事によると
iDecoは毎月26日に個人の銀行口座から掛け金が拠出され、そこから13営業日後に買い付けがされる。
毎月12~16日のほぼ固定で大量の買い付けがされる為に高値掴みをさせられているという指摘です。

では、節税効果と高値掴みのデメリットとどちらが大きいのでしょうか。

まず上の記事記載のグラフより、
高値時:日経平均23000円
安値時:日経平均22000円
のようにおおよそ日経平均で1000円の差があります。
比率にして相場の4.5%程度高値で購入していることになります。

ではiDecoの節税メリットはどの程度なのでしょうか。

楽天証券の節税効果シミュレーションより
https://dc.rakuten-sec.co.jp/feature/simulation/

年収420万(日本の平均年収)
積み立て額:23000円(会社員のMAX)の場合
年間積立額:276000円
1年の節税額:41400円
15%の効果

積み立て額:10000円の場合
年間積立額:120000円
1年の節税額:18000円
15%の効果

自営業者の場合(課税所得370万円)の場合
積み立て額:68000円(自営業者のMAX)の場合
年間積立額:816000円
1年の節税額:244800円
30%の効果

一般的な会社員で節税メリット掛け金の15%、高値掴みで4.5%のデメリットとなりました。
節税メリットの方が大きいようです。

フリーランスは得なのか検討してみました

私は現在SES企業に勤務しています。

契約単価が70万~100万なのに頂いている月収は契約単価の半分程度。
もしかして、フリーランス(個人事業主)やった方が得なんじゃないか?
と考え、検討してみました。

1.厚生年金が無くなってしまうけど、自分で積み立てた方が得なのか?

年金定期便には現在時点でもらえる額しか記載されていないので、
下記サイトで40年掛け続けた時のおおよその金額がわかります。
https://hokenstory.com/kosei-nenkin-hoken-how-much/

現在の厚生年金保険料12ヶ月40年=総支払い保険料

総支払い保険料/厚生年金(老齢年金)年額=10年

となり10年(65歳~75歳)で元が取れる計算になります。
仮に支給額が半額になったとしても20年(85歳)なので
掛けた保険料が回収できない事態にはならないかと思います。

これがフリーランスだと、iDeco(確定拠出年金)で掛けた分は必ず回収できますが、
長生きした時が不安ですね。

年金に関してはサラリーマンの方が分があるのではないでしょうか。

2.いろいろ経費扱いできるからフリーランスの方が得ではないか?収入は増えるのか?

エージェントを介して売上60万(年720万)の案件に携わったとしてシミュレーションしてみました。

経費:交通費5万,家賃1.5万(1部屋換算の家賃),書籍代1万の年90万
基礎控除:38万
青色申告:65万
社会保険料:国民健康保険:61万,国民年金:18万
iDeco:81万
控除:353万(基準額は367万になる)

売上:60万

国民健康保険料:3万
国民年金:1.6万
iDeco:6.8万
所得税:2.6万
住民税:1.7万
介護保険料:(国民健康保険料に含まれる)
交通費:5万
控除計:21万

実質手取り:39万

雇用保険無し、傷病手当金が受け取れないことを考えると
月10万はプールしておきたいところなので、
実質手取りは29万

売上の半分くらいが実質手取り収入という結果となりました。
ということは、
SESの正社員がフリーランスになっても
思った程収入が増えるわけではないと言えます。

3.仕事は不安定なのか?
エージェントに複数登録しておけば、不安定さは派遣社員と同程度なので
それ程気にしなくていいのでは。
案件の切れ目も給与でるのでSES正社員の方が安定度は上がる。

4.社会的信用が低い
カードや住宅ローンの審査に通らないという情報多数。
ここは名ばかりだがSES正社員の方が良い。

5.営業を自分でしないといけないのでは?
中抜きはされるがフリーランスエージェントを活用すれば良いという
記事を見かけた。

6.賠償リスク
仕事でしくじった時が心配で契約廻りを調べてみました。
業務委託契約時に委託料の1ヶ月分,3ヶ月分などの上限を設定することで抑制はできそうです。

まとめ:
フリーランスになっても思った程収入は増えない。
安定性重視で運用とか契約すると、スキルアップ見込め無い弊害もあり。
良心的なSES企業を探した方が良いように思えます。
社員を雇うのに給与の2倍のコストがかかるとは聞いたことがありましたが、
実際に計算してみて本当なんだなと思いました。

がん保険、医療保険は本当に加入の必要があるのか要検討!

病気や怪我の備えにがん保険、医療保険は加入されている方が多いかと思います。
しかし、健康保険には高額療養費制度というものがあり、一般的なサラリーマンであれば、 月額約8万円を超えた医療費は戻ってきます。
さらに傷病手当金制度もあり、病気やケガで会社を休んだ場合、標準報酬月額の2/3を受け取る事も出来ます。

がん保険、医療保険の保険料は、

がん保険
アフラック「生きるためのがん保険 Days1」入院日額10000円 通院日額10000円 診断一時金50万円 手術1回20万円
保険料 30歳 男性 3394円/月 3394円*12ヶ月=40728円

医療保険
アフラック「ちゃんと応える医療保険 EVER」入院日額5000円 通院日額5000円
保険料 30歳 男性 1875円/月 1875円*12ヶ月=22500円

合わせて年間で63228円

10年間で63万円、20年間で126万円にもなります。

病気や怪我になる頻度はそれほど高くないので、当面の生活を送るだけの貯蓄があるという方は、
保険に加入する必要は無いのかもしれません。

一方で、

高額療養費制度注意点

高額療養費は暦月単位で計算されるため、月をまたいで治療した場合は、
自己負担額の合算はできません。そのため入院をして医療費が高額になったにもかかわらず、 月をまたいでいたために、それぞれの月では自己負担限度額に達しないために支給されないというケースがあります。

同じ月であれば複数の医療機関などで合算できますが、各2万1,000円以上の自己負担額を支払った場合のみ。 つまり自己負担が少なければ合算できないということになります。

公的医療保険、民間の医療保険の両方から、所定の給付が受けられます。
民間の医療保険からの保険金・給付金の支払いを受けても、高額療養費に影響はありません。
また、高額療養費の給付額の計算においては、民間の医療保険から支払われる保険金・給付金を差引く必要はありません。

という事もあるので、保険を掛けても全く無駄というわけでも無さそうです。

下記書籍を読んで、ブログ化しました。

図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! 山崎 元、大橋 弘祐(著)